通信速度が遅い原因はコレ。今すぐできる改善チェックリスト

当ページのリンクには広告が含まれています。

動画が止まる」「ページの読み込みが遅い」「オンライン会議がカクカクする」——そんなストレス、感じていませんか? 通信速度の遅さには必ず原因があります。しかも、そのほとんどは専門知識がなくても自分で改善できるものです。

この記事では、通信が遅くなる主な原因と、今すぐ試せる改善方法をチェックリスト形式でまとめました。上から順に試していけば、多くのケースで速度が改善するはずです。

目次

まずは現状を知る:速度測定から始めよう

改善の前に、今どれくらいの速度が出ているのかを測りましょう。「Fast.com」や「Speedtest」などの無料サイトで、数秒で測定できます。

一般的な目安は次のとおりです。

  • 快適に使える速度30Mbps以上
  • 動画視聴(4K)に必要25Mbps以上
  • オンラインゲームに必要30〜100Mbps以上
  • ビデオ会議に必要10Mbps以上
  • ストレスを感じ始める速度10Mbps未満

朝・昼・夜など時間帯を変えて測ると、混雑による影響も見えてきます。この数値を記録しておけば、改善策を試したあとの効果もはっきり確認できます。

今すぐできる改善チェックリスト

1. 機器の再起動をする

もっとも簡単で、もっとも効果が出やすいのが再起動です。ルーターやモデムは長時間つけっぱなしにしていると、内部にデータがたまって処理が重くなります。

電源を抜いて1〜2分待ってから、モデム→ルーターの順に電源を入れ直しましょう。パソコンやスマホ側の再起動も合わせて行うと効果的です。「困ったらまず再起動」は本当に有効な鉄則です。

2. Wi-Fiルーターの置き場所を見直す

電波は障害物に弱いという性質があります。ルーターが次のような場所にあると、速度が落ちやすくなります。

  • 床に直置きされている
  • 棚の中や家具の裏に隠れている
  • 電子レンジや水槽の近くにある
  • 家の隅にあり、部屋から遠い

理想は、家の中心に近く、床から1〜2mほど高い、見通しの良い場所です。ルーターを置き直すだけで速度が数倍になることも珍しくありません。

3. 有線接続を試す

Wi-Fiは便利ですが、電波の干渉や距離の影響を受けやすいのが弱点です。パソコンやゲーム機など動かさない機器は、LANケーブルで直接つなぐと安定します。

速度が出ているか原因を切り分けたい」ときにも有線接続は有効です。有線で速く、Wi-Fiで遅いなら、原因は電波環境にあると判断できます。

4. 接続台数を減らす

同じネットワークにスマホ、タブレット、テレビ、ゲーム機……とたくさんつながっていると、回線を分け合うことになり一台あたりの速度が落ちます。

使っていない機器のWi-Fiをオフにする、動画の自動再生を止めるなど、通信の「同時利用」を減らしてみましょう。

5. 周波数帯(2.4GHz/5GHz)を切り替える

多くのルーターは2つの電波を出しています。それぞれ得意分野が違います。

  • 2.4GHz:壁を越えやすく遠くまで届くが、電子レンジなどと干渉して遅くなりがち
  • 5GHz:干渉に強く高速だが、障害物や距離に弱い

ルーターの近くなら5GHz、離れた部屋なら2.4GHz、と使い分けると快適になります。スマホやパソコンのWi-Fi設定から、末尾が「-A」「-G」などで区別されていることが多いです。

6. 不要なアプリ・タブを閉じる

端末側が原因のこともあります。バックグラウンドで動くアプリやクラウド同期、大量に開いたブラウザのタブは、通信とメモリを消費し続けます。

使っていないものを閉じるだけで、体感速度が上がることがあります。OSやブラウザを最新版に更新しておくのも大切です。

7. ルーターのファームウェアを更新する

ルーター自体のソフトウェア(ファームウェア)が古いと、性能を十分に発揮できません。メーカーの管理画面やアプリから、更新の有無を確認しましょう。多くの機種では自動更新の設定も可能です。

それでも遅いときは?

チェックリストをすべて試しても改善しない場合、原因はもっと根本的なところにあるかもしれません。

  • プロバイダが混雑している:夜間だけ極端に遅い場合、「IPv6(IPoE)」対応で改善することも
  • ルーターの寿命:5年以上使っているなら、買い替えで大きく変わることがあります
  • 回線自体の見直し:光回線でも、より高速なプランや事業者への乗り換えで改善することがあります

これらは契約先やプロバイダへの問い合わせ、機器の買い替えが必要になりますが、根本的な解決につながります。

まとめ

通信速度の遅さは、次の順番で対処するのがおすすめです。

  1. まず速度を測って現状を把握する
  2. 機器を再起動する
  3. ルーターの置き場所を見直す
  4. 有線接続や周波数帯の切り替えを試す
  5. 端末側の不要なアプリを整理する
  6. それでもダメなら契約・回線・機器の見直しを

多くの場合、お金をかけずに、ちょっとした工夫で速度は改善します。まずは今日、再起動と置き場所の見直しから始めてみてください。快適なネット環境は、日々のストレスを驚くほど減らしてくれます。

目次