「ネット代を少しでも安くしたい」「2年縛りや高額な解約金はもうイヤ」——そんな人の候補に必ず挙がるのが @スマート光 と enひかり です。
どちらもNTTのフレッツ光回線を使った「光コラボ」で、契約期間の縛りなし・解約金なし・月額料金が業界最安クラスという共通点があります。
表示されている月額料金だけを見ると、enひかりのほうが安く見えます。ところが、快適な通信に欠かせないIPv6接続を含めて計算すると、実は@スマート光のほうが安くなるのです。
この記事では、IPv6込みの「実質月額」を軸に2つのサービスを比較し、どんな人にどちらが向いているかを解説します。
※料金はすべて税込です。料金やキャンペーンは変更されることがあるため、申し込み前に必ず各公式サイトで最新情報を確認してください。


結論:IPv6を使いたい人は@スマート光がおすすめ
先に結論からお伝えします。
| こんな人は | おすすめ |
|---|---|
| IPv6で快適に使いたい | @スマート光 |
| 初期費用をかけたくない/短期利用の可能性がある | @スマート光 |
| 余計なオプション契約を増やしたくない | @スマート光 |
| ネットはほとんど使わず、IPv6は不要 | enひかり |
いまや夜間の混雑を避けて快適に使うには、IPv6(IPoE)接続はほぼ必須です。そう考えると、多くの人にとっては@スマート光が最もお得な選択肢になります。
基本スペック比較表
| 項目 | @スマート光 | enひかり |
|---|---|---|
| 回線 | フレッツ光(光コラボ) | フレッツ光(光コラボ) |
| 月額 (戸建て) | 4,730円 | 4,620円 |
| 月額 (マンション) | 3,630円 | 3,520円 |
| IPv6 (IPoE) | 標準対応 | v6プラス等オプション (月198円) |
| IPv6込み の月額 (戸建て) | 4,730円 | 4,818円 |
| IPv6込み の月額 (マンション) | 3,630円 | 3,718円 |
| 事務手数料 | 0円 | 3,300円 |
| 開通工事費 | 0円 (通常プラン) | 無料キャンペーン実施中 |
| 契約期間 | なし | なし |
| 解約金 | 0円 | 0円 |
| スマホ セット割 | なし | 勝手に割り (月110円引き) |
| 提供エリア | 全国 (フレッツ光エリア) | 全国 (フレッツ光エリア) |
| 運営会社 | 株式会社NEXT | 株式会社縁人 |
IPv6とは?なぜ必要なのか
IPv6(IPoE)は、従来の接続方式(IPv4 PPPoE)よりも混雑しにくい新しい接続方式です。
従来方式では、夜間や休日などみんながネットを使う時間帯に「網終端装置」と呼ばれる設備がボトルネックになり、速度が大幅に落ちることがあります。IPv6(IPoE)はこのボトルネックを通らないため、混雑する時間帯でも速度が落ちにくいのが特徴です。
実際、enひかりの利用者からも「v6プラスを付けないと遅い」「申し込むなら必ず付けるべき」という声が多く見られます。つまり、格安光回線を快適に使うにはIPv6はほぼ必須と言えます。
IPv6込みの月額料金:@スマート光が月88円安い
ここが今回の比較で最も重要なポイントです。
- @スマート光:IPv6(IPoE)に標準対応。追加料金なし
- enひかり:IPv6接続は「v6プラス」「transix」「Xpass」のいずれかをオプションで契約(月198円)
基本料金ではenひかりが110円安いものの、IPv6オプション198円を足すと逆転します。
| @スマート光 | enひかり (v6プラス込み) | 差額 |
|---|---|---|
| 戸建て 4,730円 | 戸建て 4,818円 | @スマート光が月88円安い |
| マンション 3,630円 | マンション 3,718円 | @スマート光が月88円安い |
年間にすると 約1,056円、さらに初期費用の差も加わります。
初期費用の比較:@スマート光が3,300円安い
- @スマート光:通常プランなら事務手数料・工事費ともに0円
- enひかり:事務手数料3,300円がかかる(工事費は無料キャンペーン中)
IPv6を使う前提なら、@スマート光は初期費用も月額も安いことになり、使えば使うほど差が広がります。
1年・2年・3年使った場合の総額(マンション・IPv6込み)
| 利用期間 | @スマート光 | enひかり | 差額 |
|---|---|---|---|
| 1年 | 43,560円 | 47,916円 | 4,356円 |
| 2年 | 87,120円 | 93,132円 | 6,012円 |
| 3年 | 130,680円 | 137,148円 | 6,468円 |
※月額×利用月数+初期費用で計算。オプションや機器代は含みません。
enひかりの「勝手に割り」を使っても@スマート光が有利
enひかりには、UQ mobile・ahamo・povoのユーザーなら月110円引きになる 「enひかり勝手に割り」 があります。これを適用した場合も比べてみましょう(マンション)。
- @スマート光:3,630円
- enひかり(v6プラス+勝手に割り):3,520円 + 198円 − 110円 = 3,608円
月額ではenひかりが22円安くなりますが、初期費用3,300円の差を取り戻すには 約150か月(12年半) かかります。現実的には、格安SIMユーザーであっても@スマート光のほうがお得と言えるでしょう。
Wi-Fiルーターは両方とも自分で用意
@スマート光・enひかりともに、Wi-Fiルーターの無料レンタルはありません。自分で購入するか、enひかりの場合は有料のホームゲートウェイをレンタルする形になります。
選ぶときのポイントは次の2つです。
- IPv6(IPoE)対応のルーターを選ぶ(@スマート光で使う場合も必須)
- Wi-Fi 6以上に対応したモデルだと将来的にも安心
すでにIPv6対応ルーターを持っている人は、追加費用なしで始められます。
enひかりが向いているのはこんな人
公平のために、enひかりが向いているケースも紹介しておきます。
- ネットはメール確認程度で、IPv6が不要な人:基本料金だけなら月110円安い
- 「enひかり電気」もあわせて使いたい人:光回線ユーザー限定の電気料金プランがある
- 10Gbpsの高速回線を使いたい人:「enひかりクロス」という10ギガプランがある
- とにかく最安を狙うライトユーザー:さらに安い「enひかりLite」がある(混雑時は速度が大きく落ちる可能性あり)
メリット・デメリットまとめ
@スマート光
- IPv6(IPoE)が追加料金なしで使える
- 事務手数料・工事費0円(通常プラン)
- 縛りなし・解約金0円
- IPv6込みの実質月額はenひかりより安い
- スマホセット割がない
- ルーターの無料レンタルがない
- 10Gbpsなどの高速プランは選べない
enひかり
- 基本料金は業界最安クラス
- 縛りなし・解約金0円
- UQ mobile・ahamo・povoで月110円引き
- 10ギガプランや電気とのセットなど選択肢が多い
- IPv6は月198円の有料オプション
- 事務手数料3,300円がかかる
- ルーターの無料レンタルがない
乗り換え時の注意点
どちらも光コラボなので、すでにフレッツ光や他の光コラボを使っている人は 「事業者変更」 や 「転用」 で乗り換えられ、基本的に新たな工事は不要です。
ただし、次の点には注意しましょう。
- 今の回線の解約金・工事費の残債を確認する
- プロバイダのメールアドレスを使っている場合は、使えなくなる可能性がある
- ひかり電話の番号を引き継げるか確認する
- レンタル機器の返却を忘れない
- 手持ちのルーターがIPv6(IPoE)に対応しているかを確認する
まとめ:IPv6を使うなら@スマート光一択
@スマート光とenひかりは、どちらも「縛りなし・解約金なし・格安」という点で優秀な光回線です。
ただ、表示価格だけで比べるのは要注意。快適な通信に欠かせないIPv6を含めると、@スマート光は月額でも初期費用でもenひかりより安くなります。
- IPv6で快適に使いたいなら → @スマート光
- 初期費用0円で気軽に始めたいなら → @スマート光
- IPv6不要のライトユーザーや10ギガ希望なら → enひかり
固定費の見直しは、一度やれば毎月ずっと効果が続く節約術です。今の光回線が高いと感じているなら、この機会に@スマート光への乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
※本記事の情報は執筆時点のものです。最新の料金・キャンペーンは各公式サイトでご確認ください。



