2026年秋、格安SIM業界で注目の値下げが2つ続きました。
- HISモバイル:新料金「自由自在3.0プラン」を 2026年9月17日 から提供開始。音声プランが全容量で月額2,000円未満に。
- BB.exciteモバイル:「Flatプラン30GB」を 2026年10月1日 から値下げ。音声SIMが月額 2,068円 → 1,980円 に。
どちらも「最安級」をうたっていますが、実は得意な容量帯がまったく違います。この記事では、値下げ後の最新料金をもとに、どんな人にどちらが向いているのかを整理しました。
※料金はすべて税込、音声通話SIMの月額料金です(2026年10月8日時点)。最新情報は必ず各公式サイトでご確認ください。
今回の値下げ内容まとめ
HISモバイル「自由自在3.0プラン」(2026年9月17日〜)
前プラン「自由自在2.0」から、中〜大容量帯が大きく下がりました。
| 容量 | 自由自在2.0(旧) | 自由自在3.0(新) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 20GB | 2,090円 | 1,699円 | ▲391円 |
| 30GB | 2,970円 | 1,999円 | ▲971円 |
特に30GBは 約1,000円の大幅値下げ。しかも20GB・30GBには引き続き 6分かけ放題が標準で付いてきます。

BB.exciteモバイル「Flatプラン30GB」(2026年10月1日〜)
| 容量 | 旧料金 | 新料金 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 30GB(音声SIM) | 2,068円 | 1,980円 | ▲88円 |
値下げ幅は小さめですが、これで30GBが2,000円を切り、HISモバイルの30GB(1,999円)を19円下回りました。あわせて5G通信にも対応しています。
BB.exciteモバイル公式サイト(Flatプラン)を見てみる

基本スペック比較
| 項目 | HISモバイル(自由自在3.0) | BB.exciteモバイル(Fit/Flat) |
|---|---|---|
| 回線 | ドコモ | ドコモ/au |
| 料金タイプ | 定額(容量を選ぶ) | Fit=段階制/Flat=定額 |
| 容量の幅 | 1GB〜30GB | 低速のみ〜50GB |
| 初期費用 | 事務手数料 3,300円 | 0円 |
| 通話料 | 9円/30秒(専用アプリ不要) | 22円/30秒(「エキモバでんわ」利用で11円/30秒) |
| かけ放題 | 6分かけ放題 500円/完全かけ放題 1,480円(20GB・30GBは6分かけ放題込み) | 料金に通話定額は含まれない |
| データ繰り越し | なし | あり(Flatプランのみ) |
| データシェア | なし | 最大5枚(追加SIM 528円/枚) |
| データ追加 | 200円/1GB | 220円/1GB |
| eSIM | 対応 | 対応(音声SIMのみ) |
| 5G | 対応(無料オプション) | 対応 |
| 光回線セット割 | — | BB.excite光とのセットで音声SIM1枚あたり月220円引き |
| 契約期間・解約金 | なし | なし |
ざっくり言うと、
- HISモバイル=「通話が安い」「1人で使う中容量が安い」
- BB.exciteモバイル=「初期費用ゼロ」「家族でシェア」「大容量・ギガ繰り越し」
という性格の違いがあります。
容量別の月額料金比較
| 毎月の利用量 | HISモバイル | BB.exciteモバイル | 安いのは? |
|---|---|---|---|
| ほぼ使わない (100MB未満) | 280円 (1GBプラン) | 495円 (Fit・低速のみ) | HIS |
| 〜1GB | 550円 | 690円(Fit 〜3GB) | HIS |
| 〜3GB | 770円 | 690円(Fit) | BB.excite |
| 〜5GB | 990円 (7GBプラン) | 1,190円(Fit 〜7GB) 1,210円(Flat 5GB) | HIS |
| 〜7GB | 990円 | 1,190円(Fit) | HIS |
| 〜10GB | 1,299円 | 1,650円(Flat 14GB) | HIS |
| 〜20GB | 1,699円 (6分かけ放題込み) | 1,980円(Flat 30GB) | HIS |
| 〜30GB | 1,999円 (6分かけ放題込み) | 1,980円 | BB.excite |
| 40GB | — | 2,970円 | BB.exciteのみ |
| 50GB | — | 4,400円 | BB.exciteのみ |
ポイント
- 1人で使うなら、3GB帯と30GB帯以外はHISモバイルが安いという結果に。
- 30GBは料金だけ見ればBB.exciteが19円安いものの、HISには 6分かけ放題(通常500円相当)が込み です。電話を少しでもする人なら、実質HISのほうがお得になります。
- 40GB以上が必要ならBB.excite一択です。
使い方別:どっちがお得?
ケース1:サブ回線・ガラホ・電話番号の維持だけしたい → HISモバイル
データをほぼ使わない月は 月280円。通話料も30秒9円と安く、標準の電話アプリでそのまま割安になるので、通話メインのガラホにも向いています。
ケース2:自宅Wi-Fi中心で、外では3GBあれば十分 → BB.exciteモバイル(Fitプラン)
3GBまで 690円。段階制なので、あまり使わなかった月は自動で安くなります。しかも初期費用0円なので、気軽に試せます。
ケース3:1人で毎月10〜20GBくらい使う → HISモバイル
10GBで1,299円、20GBなら6分かけ放題込みで1,699円。この容量帯ではHISの安さが際立ちます。
ケース4:1人で30GBしっかり使う → 電話をするならHIS、しないならBB.excite
| HISモバイル 30GB | BB.exciteモバイル Flat 30GB |
|---|---|
| 月額 1,999円 | 月額 1,980円 |
| 6分かけ放題込み | 通話 22円/30秒 |
BB.exciteは余ったギガを翌月に繰り越せるのもメリット。電話をほとんどしないならBB.excite、ちょこちょこ電話するならHISがおすすめです。
ケース5:家族でギガを分け合いたい → BB.exciteモバイル(Flatプラン)
Flat 30GBを最大5枚のSIMでシェアできます。公式の試算では、
- 2人で使う(1人15GB):1人あたり約1,254円
- 3人で使う(1人10GB):1人あたり約1,012円
- BB.excite光とセットなら、さらに1人あたり月220円引き
と、家族利用では圧倒的に有利。契約が1名義にまとまるのも便利です。
ケース6:海外旅行によく行く → HISモバイル
旅行大手H.I.S.グループらしく、契約者には海外で使える「HIS Travel eSIM」4GB・15日間プランが年1回提供される特典があります(eSIM対応端末が必要)。
見落としがちな注意点
- 事務手数料3,300円がかかる(BB.exciteは0円)。月100円程度の差なら、初年度は初期費用でひっくり返ることもあります。
- ドコモ回線のみ(音声プランの場合)。au回線を使いたい人には不向き。
- データ繰り越しなし、データシェアなし。
- 5Gは開通後にマイページから無料オプションを申し込む必要あり。
- 通話料が22円/30秒と標準的。安くするには「エキモバでんわ」(11円/30秒)を使う必要があります。
- eSIMは音声SIMのみ(SMS・データ専用は物理SIM)。
- 申し込み時の本人確認はマイナンバーカードのみ対応。
- Fitプランは25GBが上限。それ以上使う月があるならFlatプランを選びましょう。
- 初期費用は無料ですが、契約後のSIM追加や再発行には手数料がかかります。
まとめ:こんな人にはこっち!
- 電話をよくかける(30秒9円・6分かけ放題が安い)
- 1人で5〜20GBくらい使う
- サブ回線をとにかく安く維持したい(月280円〜)
- 海外旅行によく行く
- 長期間使うつもり
- 初期費用をかけたくない
- 毎月3GB以内に収まる
- 30GB以上の大容量が必要、ギガを繰り越したい
- 家族でデータをシェアしたい
- au回線を使いたい
- BB.excite光を使っている(セット割あり)
どちらも契約期間の縛りや解約金はないので、「まずは自分の使い方に合う方を試してみる」のが一番の近道です。
値下げで格安SIMはますます選びやすくなりました。この機会に、毎月のスマホ代を見直してみてはいかがでしょうか。
本記事の情報は2026年10月8日時点のものです。料金・サービス内容は変更される場合がありますので、お申し込み前に必ず公式サイトをご確認ください。

