「スマホと光回線はセット割で選ぶもの」と思っていませんか?
実は、セット割にこだわらず、スマホと光回線を「それぞれ安いもの」で選んだほうが、合計の通信費が安くなるケースはたくさんあります。
セット割には、
- 割引のために、割高なスマホプランや光回線を選ばされる
- 有料オプションへの加入が条件になっている
- スマホを乗り換えると割引が消えるので、身動きが取りにくくなる
といった落とし穴もあります。
この記事では、セット割を気にせず「単純にコスパがいい」格安SIMと光回線の組み合わせを、使い方別に紹介します。
※金額はすべて税込、2026年11月時点の情報です。ユニバーサルサービス料・電話リレーサービス料、ルーターレンタル料などは含みません。料金や条件は変わることがあるので、申し込み前に各社の公式サイトで確認してください。
組み合わせを選ぶ3つの考え方
① 「家ではWi-Fi」なら、スマホのギガは少なくていい
自宅に光回線があれば、家にいる間のスマホはWi-Fiで使い放題です。スマホのデータ容量は「外出先で使う分」だけで足ります。
通勤中にSNSやニュースを見る程度なら、月1〜5GB程度でも十分という人は多いです。光回線を引くなら、スマホは小容量プランに下げるのが一番の節約ポイントです。
② 光回線は「月額が安く・縛りがない」ものを選ぶ
光回線は毎月数千円かかる固定費なので、基本料金そのものの安さが効いてきます。さらに契約期間の縛りがないと、引っ越しや見直しのときに違約金を払わずに済みます。
③ スマホと光回線は「別々に」選ぶ
セット割を前提にしなければ、スマホも光回線もそれぞれ一番安いもの・自分に合うものを自由に選べます。もっと安い格安SIMが出たら、光回線をそのままにしてスマホだけ乗り換えることもできます。
光回線はこれ一択でOK:@スマート光
セット割を気にしないなら、光回線は @スマート光(アットスマート光) がおすすめです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金(1ギガ) | 戸建て4,730円 / マンション3,630円 |
| 月額料金(10ギガ) | 5,830円 |
| 事務手数料・工事費 | キャンペーンで無料 |
| 契約期間・解約金 | なし |
| 提供エリア | 全国(フレッツ光と同じエリア) |
| スマホセット割 | なし(どのスマホでも同じ料金) |
@スマート光をおすすめする理由
- 月額が業界最安クラス:大手光回線(戸建て5,500〜5,720円前後)より月1,000円前後安い
- どの格安SIMとも相性がいい:セット割がないので、スマホをどこにしても料金は同じ
- 縛りなし・初期費用なし:気軽に始めて、気軽にやめられる
- 料金体系がシンプル:「◯ヶ月だけ安い」といった期間限定の割引がなく、ずっと同じ料金
- 紹介割引あり:紹介した人・された人の両方が月110円ずつ割引
キャッシュバックはありませんが、そのぶん毎月の料金がずっと安いのが強みです。2〜3年使えば、高額キャッシュバックの光回線と比べても見劣りしません。
おすすめの組み合わせ5選
1. とにかく最安にしたい → 日本通信SIM × @スマート光
月額合計:マンション 5,020円〜 / 戸建て 6,120円〜(20GBプランの場合)
日本通信SIMは、ドコモ回線を使う老舗の格安SIMです。
- 「合理的みんなのプラン」:月20GB+通話定額(1回5分まで、または月70分まで)で1,390円
- ほとんど使わない人なら、1GBで290円のプランも
- 50GBでも2,178円と大容量プランも安い
通話定額が最初からついているので、電話もそれなりに使う人のメイン回線として優秀です。自宅は@スマート光のWi-Fiでカバーすれば、20GBあれば外でもかなり余裕があります。
こんな人におすすめ:とにかく通信費を下げたい人、電話もそこそこ使う人
2. 家族みんなで安く → IIJmio × @スマート光
月額合計(4人家族・5GB×4回線+戸建て):8,530円
IIJmioは格安SIMの最大手のひとつで、技術力と安定感に定評があります。
- 5GB:月950円 / 10GB:月1,400円(音声SIM)
- 同じmioIDの回線同士でデータ容量をシェアできる(最大10回線)
- 余ったデータは翌月に繰り越し可能
- ドコモ回線・au回線から選べる
- スマホ本体のセールも頻繁に実施
家族の誰かがギガを使い切っても、シェアで融通できるのが便利です。家族4人で5GBずつ+戸建ての@スマート光でも、月1万円以下に収まります。
こんな人におすすめ:家族で格安SIMにまとめたい人、スマホも安く買い替えたい人
3. 家にいることが多い → povo2.0 × @スマート光
月額合計:マンション 3,630円〜 / 戸建て 4,730円〜(基本料0円+必要なときだけトッピング)
povo2.0はauのオンライン専用ブランドで、基本料金0円が最大の特徴です。
- 必要なときだけ「データトッピング」を買う仕組み(1GB・7日間390円〜など)
- 5分かけ放題(月550円)などの通話トッピングもあり
- au回線で通信品質が安定
在宅ワークや専業主婦(主夫)など、ほとんど家のWi-Fiで過ごす人にぴったりです。外出の多い週だけデータを買い足せば、ムダな支払いがありません。
注意:有料トッピングを一定期間購入しないと、利用停止になる場合があります。
こんな人におすすめ:在宅時間が長い人、月によってスマホの使い方が大きく変わる人
4. 外でもたっぷり・品質重視 → ahamo × @スマート光
月額合計:マンション 6,600円 / 戸建て 7,700円
ahamoはドコモのオンライン専用プランです。
- 30GB+5分以内の国内通話無料で月2,970円
- ドコモ本体と同じ回線なので、昼休みや駅でも速度が落ちにくい
- 追加料金なしで海外でもデータ通信が使える
格安SIM(MVNO)はお昼などの混雑時に遅くなりやすいのが弱点です。外出先での快適さを妥協したくない人は、ahamoのようなキャリアのオンラインプランを選ぶと安心です。
こんな人におすすめ:外出先で動画やテザリングをよく使う人、通信速度にこだわる人


5. ギガを気にせず使いたい → mineo × @スマート光
月額合計(マイそく スタンダード):マンション 4,620円 / 戸建て 5,720円
mineo(マイネオ)は、ドコモ・au・ソフトバンクの3つの回線から選べる人気の格安SIMです。プランは2種類あります。
- マイそく:最大速度を選ぶ代わりに、データ量は無制限のプラン
- スタンダード(最大1.5Mbps):月990円
- プレミアム(最大5Mbps):月2,200円
- マイピタ:データ容量を選ぶプラン(音声通話付きで3GB 1,298円〜50GB 2,948円)
おすすめは「マイそく」です。最大1.5Mbpsあれば、SNS、地図アプリ、音楽ストリーミング、標準画質の動画などはふつうに使えます。家では@スマート光の高速Wi-Fi、外ではマイそくでギガを気にせず、という使い分けがぴったりはまります。
ほかにも、ユーザー同士でパケットを分け合える「フリータンク」や「パケットシェア」など、mineoならではのサービスがあります。
注意点
- マイそくは、平日の昼12〜13時は速度が大きく制限されます(24時間データ使い放題オプション198円/回で解除できます)
- 契約事務手数料は3,850円です(紹介制度やキャンペーン経由で無料になることもあります)
- 関西在住なら、mineoとセット割がある eo光(eo光の月額が毎月330円引き)も選択肢になります
こんな人におすすめ:データ残量を気にしたくない人、外でも音楽や動画をよく使う人、回線(ドコモ・au・ソフトバンク)を選びたい人


月額合計の早見表
| 組み合わせ | スマホ | マンション合計 | 戸建て合計 |
|---|---|---|---|
| 日本通信SIM(1GB) × @スマート光 | 290円 | 3,920円 | 5,020円 |
| 日本通信SIM (20GB+通話定額) × @スマート光 | 1,390円 | 5,020円 | 6,120円 |
| IIJmio(5GB) × @スマート光 | 950円 | 4,580円 | 5,680円 |
| IIJmio(10GB) × @スマート光 | 1,400円 | 5,030円 | 6,130円 |
| povo2.0(基本料0円) × @スマート光 | 0円〜 | 3,630円〜 | 4,730円〜 |
| mineo マイそく スタンダード (無制限・最大1.5Mbps) × @スマート光 | 990円 | 4,620円 | 5,720円 |
| ahamo(30GB) × @スマート光 | 2,970円 | 6,600円 | 7,700円 |
※スマホ1回線+@スマート光1ギガの場合。povo2.0はトッピング代が別途かかります。
大手キャリアのスマホ+大手光回線だと、1人でも月1万円を超えることは珍しくありません。上の組み合わせなら、半分程度に抑えられることもあります。
セット割でもおすすめな組み合わせ3選
ここまで「セット割に頼らない」組み合わせを紹介してきました。ただ、条件がそろえばセット割を使ったほうが安くなる、または満足度が上がるケースもあります。
目安は次のとおりです。
- 関西在住など、地域の速い独自回線が使える
- すでにセット割対象の光回線を使っていて、乗り換える理由がない
- 楽天など、特定のポイント経済圏をよく使う
当てはまる人は、次の組み合わせも検討してみてください。
1. 関西在住なら → mineo × eo光
「おすすめの組み合わせ5選」で紹介したmineoと、同じオプテージが提供する関西の光回線「eo光」の組み合わせです。
- 「eo光×mineoセット割」で、eo光の月額が毎月330円引き
- eo光は関西電力グループの独自回線で、速度の評判がいい
- eo光(戸建て・1ギガ)の通常月額は5,500円。新規申し込みのキャンペーンで、一定期間安くなることも多い
- 同じeo IDで契約すれば割引は自動で適用される。eo IDが違っても、登録住所が同じならマイページから申請できる
- スマホも光回線もオプテージ1社にまとまるので、問い合わせや管理がラク
mineoのマイそく(無制限・月990円)と組み合わせれば、家ではeo光の高速回線、外ではギガを気にせずという使い方ができます。
注意点
- 提供エリアは関西(大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山)と福井県の一部に限られます
- 割引されるのはeo光の料金で、mineoのスマホ代は安くなりません。スマホが何台あっても、割引額は月330円で変わりません
- mineoの「マイそく スーパーライト」と、eo光の「マンションタイプ(全戸一括契約型)」は割引の対象外です
こんな人におすすめ:関西在住のmineoユーザー、速い独自回線を使いたい人、スマホと光回線の窓口をまとめたい人


2. 楽天経済圏なら → 楽天モバイル × 楽天ひかり
- 「最強おうちプログラム」で毎月1,000ポイント還元
- 楽天モバイルはデータ無制限プランがあり、ギガを気にせず使える
- 専用アプリ「Rakuten Link」を使えば国内通話が無料
- 楽天市場でのポイント還元率アップなど、楽天サービス全体での恩恵もある
注意:割引ではなくポイント還元なので、楽天ポイントをふだん使わない人にはメリットが小さめです。
こんな人におすすめ:楽天市場・楽天カードをよく使う人、電話をよくかける人


3. IIJmioユーザーなら → IIJmio × IIJmioひかり
「おすすめの組み合わせ5選」で紹介したIIJmioには、自社の光回線とのセット割もあります。
- 「mio割」で、光回線の月額が660円引き
- スマホ代がもともと安いIIJmioと組み合わせるので、合計が安くなりやすい
- スマホも光回線もIIJ1社にまとまるので、管理がラク
注意:割引は光回線1回線ごとの固定額なので、スマホの回線数が増えても割引額は変わりません。
こんな人におすすめ:IIJmioを使っていて、スマホと光回線の窓口をまとめたい人


セット割 vs セット割なし、どっちを選ぶ?
| あなたの状況 | おすすめ |
|---|---|
| 一人暮らし・2人暮らし | セット割なし (格安SIM × @スマート光) |
| 家族のスマホ会社がバラバラ | セット割なし (格安SIM × @スマート光) |
| 関西在住で、mineoを使っている/使う予定 | セット割あり (mineo × eo光) |
| 楽天ポイントをよく使う | セット割あり (楽天モバイル × 楽天ひかり) |
| IIJmioでスマホと光回線をまとめたい | セット割あり (IIJmio × IIJmioひかり) |
迷ったら、「スマホ代(家族全員分)+光回線代+必要なオプション代」の合計を、両パターンで計算して比べてみましょう。
申し込み前の注意点
① 乗り換えの順番
光回線を先に開通させておくと、スマホの乗り換え手続きを自宅のWi-Fiでゆっくり進められて安心です。今の光回線を解約するときは、新しい光回線の開通日を確認してから解約しましょう。
② ルーターの用意
@スマート光で快適なIPv6(v6プラス)通信を使うには、対応するWi-Fiルーターが必要です。手持ちのルーターが対応しているか確認し、なければ購入するかレンタル(有料)を検討しましょう。
③ 今の契約の解約金・残債
今の光回線やスマホに契約期間の縛りや、端末代・工事費の残りがないかチェックしておきましょう。
④ 格安SIMは昼の混雑に注意
日本通信SIMやIIJmioなどの格安SIMは、お昼休みなど混雑する時間に速度が落ちやすい傾向があります。外での通信速度が気になる人は、ahamoやpovo2.0のようなキャリア系のプランを選ぶと安心です。
⑤ キャリアメールが使えなくなる
大手キャリアから乗り換えると、「@docomo.ne.jp」などのキャリアメールは基本的に使えなくなります(有料で持ち運べるサービスもあります)。各種サービスの登録メールアドレスは事前に変更しておきましょう。
まとめ
格安SIMと光回線は、セット割より「それぞれが安いか」で選ぶのが通信費を下げる近道です。
- 光回線:月額が安く縛りのない @スマート光(戸建て4,730円・マンション3,630円)
- とにかく最安 → 日本通信SIM(20GB+通話定額で1,390円)
- 家族で使う → IIJmio(5GB 950円、データシェア可能)
- 家にいることが多い → povo2.0(基本料0円)
- 外での品質重視 → ahamo(30GBで2,970円)
- ギガを気にせず使いたい → mineo マイそく(最大1.5Mbpsで無制限・990円)
家族がそろうなら、セット割の組み合わせも有力です。
- 関西在住 → mineo × eo光(eo光が月330円引き)
- 楽天経済圏 → 楽天モバイル × 楽天ひかり(毎月1,000ポイント)
- IIJmioユーザー → IIJmio × IIJmioひかり(光回線月660円引き)
自宅は光回線のWi-Fiで、スマホは外で使う分だけ。このシンプルな考え方で、毎月の通信費をグッと下げていきましょう。
※掲載情報は2026年11月時点のものです。料金・条件・キャンペーンは予告なく変更される場合があるため、最新情報は各社公式サイトでご確認ください。








