8月から「料金そのままで40GB」になっていたahamo。その「データ増量おためしキャンペーン」が 11月30日で終了 し、12月1日からは40GBが標準になる代わりに、料金が165円上がる ことになりました。
NTTドコモは2026年9月25日、ahamoを40GB・60GB・120GBの3段階制にリニューアルすると発表しました。2021年3月のサービス開始以来、ahamoの値上げは今回が初めてです。
「40GBはそのまま使えるの?」「大盛りオプションはどうなる?」「何か手続きは必要?」。この記事では、おためしキャンペーン終了から12月の新料金までに何が変わるのかを整理します。
結論:何が変わるのか
| 項目 | 〜11月30日 (キャンペーン中) | 12月1日〜 (新料金) |
|---|---|---|
| 基本容量 | 40GB (通常30GB+増量10GB) | 40GB(標準) |
| 基本料金(税込) | 2,970円 | 3,135円(+165円) |
| 料金体系 | 定額+大盛りオプション | 使った量で決まる3段階制 |
| 大盛り オプション | 120GB/4,950円 | 11月30日で提供終了 |
| 海外ローミング | 30GB | 40GB |
つまり、おためしキャンペーンで体験していた「40GB」は12月以降もそのまま使えます。変わるのは、その40GBが 165円高い正規料金になる という点です。
12月1日からの新料金(3段階制)
| 月の利用データ量 | 月額(税込) |
|---|---|
| 40GB以下 | 3,135円 |
| 40GB超〜60GB以下 | 4,125円 |
| 60GB超〜120GB以下 | 5,115円 |
新料金は、追加のデータ容量を購入するのではなく、その月に使ったデータ量に応じて料金が決まる 仕組みです。新規契約者だけでなく、現在の契約者にも適用されます。
これまでは30GB(2,970円)と大盛りオプション込みの110GB(4,950円)の2択でしたが、その間に「60GBまで4,125円」という中間の段階が新設されました。
GBあたりの単価は下がる
値上げではあるものの、容量あたりで見ると割安になっています。
| プラン | 容量 | 月額 | 1GBあたり |
|---|---|---|---|
| 旧ahamo | 30GB | 2,970円 | 約99円 |
| 新ahamo | 40GB | 3,135円 | 約78円 |
| 旧ahamo +大盛り | 110GB | 4,950円 | 約45円 |
| 新ahamo | 120GB | 5,115円 | 約43円 |
30GB以上使っていた人にとっては「165円で10GB増えた」と捉えられますが、毎月20GB程度しか使わない人にとっては、単純に165円の負担増です。
8月の「おためしキャンペーン」は値上げの布石だった
8月1日に始まった「データ増量おためしキャンペーン」は、終了日が「未定」とされていました。その答えが今回の発表です。
- 2021年3月:月20GB・2,970円でサービス開始
- 2024年:料金据え置きで30GBに恒久増量
- 2026年8月1日:おためしキャンペーンで40GBに(料金据え置き)
- 2026年9月25日:値上げ・3段階制を発表
- 2026年11月30日:おためしキャンペーン終了、大盛りオプション提供終了
- 2026年12月1日:新料金スタート(40GB・3,135円〜)
ドコモは、8月からのキャンペーンを通じた検証で、データ容量の増加を求める利用者の需要が高いと判断したとしています。キャンペーン期間中に予定されていたアンケートは、40GBを標準にするかどうかの判断材料だったことになります。
既存ユーザーが知っておきたい4つのポイント
1. 「上限40GB」が自動で設定される
新料金では使った量で料金が上がるため、「気づいたら60GBを超えて5,115円に」という事態も起こり得ます。そこで無料の 「上限設定オプション」 が用意され、利用可能なデータ量の上限を40GBまたは60GBに設定できます。
11月1日時点でahamoを契約していて、大盛りオプションを利用していないユーザー には、12月1日に上限40GBの設定が自動で適用されます。これまでどおり使っていれば、勝手に料金が跳ね上がることはありません。
一方、11月2日以降に新規契約した人や、60GB・120GBまで使いたい人は、自分で上限設定を確認・変更しておきましょう。
2. 大盛りオプションは11月30日で終了
大盛りオプションは11月30日で提供を終了します。12月以降は、60GB超〜120GB以下の利用で自動的に5,115円の段階が適用される形になり、実質的に「110GB・4,950円」が「120GB・5,115円」に置き換わります。
大盛りオプションを前提としていた「ahamo ポイ活」は、60〜120GB利用時に適用される形に変わります。
3. 海外ローミングも40GBに
8月からのキャンペーン中、海外で使えるデータ量は30GBのまま据え置かれていました。12月以降は、海外ローミングも30GBから40GBに増量 されます。海外出張や旅行が多い人にとっては、明確な改善点です。
4. 「爆アゲ セレクション」で値上げ分を取り戻せる可能性
ドコモ経由でNetflixなどの対象サービスを契約するとdポイントが還元される「爆アゲ セレクション」の還元率が拡充され、最大25%になります。たとえばNetflixは10%から20%へ。対象サービスを使っている人は、還元分で165円の値上げを吸収できる可能性があります。
ただし、2025年12月9日以前から対象サービスを契約していた場合(もともと還元率が高かった時期の契約)は、還元率は変わらない点に注意してください。
キャンペーン終了までの2か月、どう動くべきか
- 毎月30〜40GB程度使っている(165円で10GB増えたと考えれば妥当)
- 海外渡航の予定がある
- 爆アゲ セレクションの対象サービスを使っている
- 毎月20GB以下しか使っていない(容量増の恩恵がなく、純粋な値上げになる)
- ahamoの「一律料金のシンプルさ」が気に入っていた
ahamoの競合には、UQ mobile、ワイモバイル、povo、LINEMO、楽天モバイルなどがあります。月のデータ使用量が少ない人は、小容量プランのある他社や、ドコモが12月に開始する新プラン「ドコモ mini2」(6GB/12GBの2段階制)も含めて比較してみる価値があります。
11月30日までは、キャンペーンにより月2,970円で40GBが使える状態が続きます。この期間に自分の実際の利用量を確認しておけば、12月以降にどの段階に収まるかを正確に判断できます。
まとめ
- ahamoの「データ増量おためしキャンペーン」は 11月30日で終了
- 12月1日から 40GB・3,135円(+165円)〜の3段階制 へ。ahamo初の値上げ
- 60GBまで4,125円、120GBまで5,115円。大盛りオプションは廃止
- 既存ユーザーには 上限40GBが自動設定。料金が勝手に上がる心配は少ない
- 海外ローミングも40GBに増量、爆アゲ セレクションの還元率もアップ
- 月20GB以下のライトユーザーは、他社プランとの比較を検討する価値あり
8月の「おためし」は、結果的に値上げを前提とした40GB化の予行演習でした。容量あたりでは割安になったものの、ahamoの魅力だった「2,970円一律」のシンプルさは薄まります。キャンペーンが続く11月末までに、自分の使用量を見直しておきましょう。
※本記事の情報は2026年9月25日時点のものです。最新の情報はahamo公式サイトでご確認ください。


