朝、スマホのデータ残量を見て「あれ、増えてる?」と二度見した人も多いのではないでしょうか。
2026年8月1日、ahamoの月間データ容量が 30GBから40GB に増えました。しかも月額料金は2,970円(税込)のまま。SNSでは「値段そのままで40GBは神」と歓迎する声が広がる一方、「勝手に増えていて課金されたのかと思った」という戸惑いや、「終了時期が未定なのが気になる」という冷静な指摘も見られます。
この記事では、今回の「データ増量おためしキャンペーン」で何がどう変わったのか、そして喜ぶ前に知っておきたい注意点までまとめて解説します。
キャンペーンの概要
NTTドコモが2026年7月29日に発表した「データ増量おためしキャンペーン」は、ahamoとドコモminiの契約者を対象に、料金据え置きのままデータ容量を最大10GB増量する施策です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開始日 | 2026年8月1日 |
| 終了日 | 未定 |
| 対象プラン | ahamo/ahamo大盛り/ドコモmini |
| 申し込み | 不要(対象回線に自動適用) |
| 月額料金 | 変更なし |
プラン別の増量内容
| プラン | 通常 | 増量後 | 月額(税込) |
|---|---|---|---|
| ahamo | 30GB | 40GB | 2,970円 |
| ahamo 大盛り | 110GB | 120GB | 4,950円 |
| ドコモmini 4GBプラン | 4GB | 6GB | 2,750円 |
| ドコモmini 10GBプラン | 10GB | 12GB | 3,850円 |
※JALモバイル powered by ahamo契約者も適用されます。
※ドコモminiの月額料金は各種割引適用前の金額です。
ポイントは、新規ユーザーだけでなく既存ユーザーも自動的に対象になること。「キャンペーン」と聞くと申し込みや条件達成が必要なイメージがありますが、今回は何もしなくても増量されています。心当たりがないのに容量が増えていたのは、そのためです。
喜ぶ前に知っておきたい3つの注意点
ここが今回の記事で一番お伝えしたい部分です。単純に「10GB増えてラッキー」で終わらせず、以下の3点は把握しておきましょう。
キャンペーンで増えた分を含め、当月の利用可能データ量が余っても翌月への繰り越しはできません。「今月は使わなかったから来月は50GB」とはならないので、増量分はその月のうちに使い切る前提で考えましょう。
なお、データを使い切った後の通信速度は、ahamoが送受信時最大1Mbps、ドコモminiが送受信時最大128kbpsです。ahamoの1Mbpsは低画質の動画やSNS程度なら耐えられる速度ですが、ドコモminiの128kbpsはかなり厳しい速度なので、小容量プランの方こそ今回の増量の恩恵は大きいはずです。
ahamoは追加料金なしで海外91の国と地域でデータ通信が使えるのが大きな魅力ですが、この海外分については従来どおり30GBのままです。40GBに増えたからといって海外で使える量が増えるわけではありません。渡航予定がある方は特に注意してください。
これが最大の留意点です。キャンペーン終了後は自動的に通常のデータ量に戻りますが、その終了時期は現時点で公表されていません。
つまり、40GB前提の使い方に慣れてしまうと、終了時に「足りない」と感じるリスクがあります。動画のダウンロード頻度を増やす、テザリングを常用するといった習慣をつける場合は、いつか30GBに戻ることを頭の片隅に置いておきましょう。
他社と比べてどうなのか
ahamoの直接的な競合には、UQ mobile、ワイモバイル、povo、LINEMO、楽天モバイルなどが並びます。3,000円前後の価格帯で40GBという容量は、この激戦区のなかで明確な訴求力を持つ水準です。
特にahamoは、5分以内の国内通話が無料で付帯し、ドコモ回線をそのまま使える点が強み。オプションなしで大容量と通話が両立するプランとして、乗り換え候補に挙げる価値は高まったといえます。
一方で、SNS上には「データ容量を増やす前に通信品質を改善してほしい」「そこまで大容量は使わないので安価な小容量プランがほしい」といった声もあります。容量だけでプランを選ぶのではなく、自分の生活圏での電波状況や実際の使用量と照らし合わせて判断するのが賢明です。
「おためし」は恒久化するのか
ahamoは2021年のサービス開始時、月20GBで2,970円というプランでした。その後2024年9月、ドコモは20GBから30GBへの増量を発表しています。ただしこれは期間限定ではなく、基本プランの仕様そのものを変える恒久的な増量でした。
今回の30GB→40GBは、それとは性質が異なります。あくまで期間限定の「おためし」であり、終了すれば30GBに戻ります。両者を混同しないよう注意が必要です。
とはいえ、ドコモは今回のキャンペーンにあたり、対象者へのアンケート調査を実施する予定としています。増量によってユーザーの利用実態や満足度がどう変わるかを把握し、サービス改善に役立てるためです。裏を返せば、このキャンペーンは恒久化を判断するための実証実験としての側面が強いということ。反応が良ければそのまま40GBが標準になる可能性も十分に考えられます。
乗り換えを検討すべき人/様子見でいい人
- 月末にいつも速度制限がかかっている
- 外出先でテザリングを多用する
- 現在3,000円以上払って30GB以下しか使えていない
- 月のデータ使用量が10GB前後で収まっている
- 生活圏でドコモ回線の電波状況に不安がある
- 現在のプランに大きな不満がない
終了時期が発表されていない以上、既存ユーザーが今すぐ何かをする必要はありません。まずは増量された40GBを実際に使ってみて、自分にとって適正な容量を見極める期間だと考えるのが良さそうです。
まとめ
- 2026年8月1日から、ahamoが30GB→40GBに増量(料金据え置き・申込不要)
- 大盛りは110GB→120GB、ドコモminiも各プラン2GB増量
- ただし繰り越し不可・海外分は30GBのまま・終了日未定の3点に注意
- 恒久化ではなく「おためし」。アンケート結果次第で今後が決まる可能性
料金そのままで容量が増えるのは素直に嬉しいニュースですが、「いつか戻る」前提を忘れないことが大切です。まずはこの機会に、自分が本当に必要としているデータ量を見極めてみてはいかがでしょうか。
※本記事の情報は2026年8月2日時点のものです。最新の情報はahamo公式サイトでご確認ください。


